第27話 再試

息子のこと

1年前、なんとか2年生に上がれた息子。だけど結局、休学を経てもう一回2年生をやり直している。

1年生の最後に国語と英語の再試には合格したものの、それは「2年に進級するための最低限」。他にも5教科6単位を落としている。(多すぎて笑うしかない!)

再試の日程は教科でバラバラ。いつ再試になってもいいように、休学中は落とした単位の勉強を少しずつしていた。

物理の再試が決定🙋

2年になって最初にアナウンスされたのが、物理の再試。試験のおよそ2週間前、掲示板に案内が出た。

休学中、最も時間をかけていたのが物理。

👩「いけそう?」
👦「大丈夫!」

とはいえ、再試までは気を抜けない。ギリギリまで詰めようと、1年生の問題集を何周もしていた。

まさかの範囲間違い🙈

そんなある日。

👦「びっくりすることあってん。今日、物理の先生に会ってプリントもらってんけど……範囲、違っててん。」

👩「……どういうこと?」

👦「1年前期の物理やと思ってたら、後期の範囲やって!あぶな〜」

👩「………(絶句)」

👦「まあ、今日プリントもらったし大丈夫!」

大丈夫じゃない。

定期試験は素点+平常点。でも再試は試験の点数だけ。失敗したらアウトである。

「落としたら学校辞めさせるしな!」と、どこかで聞いたことのある脅し文句を言いつつ、私はただただご先祖に祈り、息子を見守るしかなかった。文系母には物理を教えられない。(物理は通ってない)

👩「やってる?」
👦「うん、やってる。」

👩「わかる?」
👦「たぶん大丈夫。」

頼むから“たぶん”禁止にしてほしい。一番怖い三文字熟語やわ。

再試当日✏️

そんなこんなで迎えた再試の日。

👩「どうやった?」
👦「できた!これで落とすわけない。絶対90点はある!
もし落ちたらお母さんに連絡するって先生が言ってはったし、受かっても連絡くださいって言っといた!」

ニコニコして帰宅する息子。まあ、そこまで言うなら大丈夫か。

しかし――

数日待っても、先生から連絡はない。数日が数週間に変わる。

痺れを切らして「結果聞いてきたら?」と言ったら、

👦「まだ採点してはらへんねんて〜」

そんなことある?と思いながら、さらに時間が過ぎ

──1ヶ月以上経った頃。

👦「今日、先生に聞いたらな、忘れてはったらしくて目の前で採点してくれはってん。そしたら65点やったわ!よかったー!!」

合格はしたけど…


「合格した!!」じゃねえ。

自己予想90点でしたよね?ギリギリやん。ほんまにいい加減にしてほしい。キミの「たぶん大丈夫」は信用ならんし、自己採点も相変わらず甘い!

とはいえ、再試でまずは1単位ゲット。
……よしとする??

まるる

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