わたしのこと

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第22話 国試(記憶の底から引っ張り出して…)

記憶の底から引っ張り出して書いてみる。看護師国家試験――通称「国試」は、毎年2月に実施される。3年制の専門学校では、実習と並行して勉強なんて器用なことはできず、実質、12月の実習が終わってからが本番。学校でも模擬試験が実施されるが、そのたび...
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第21話 看護師になるのをやめかけた

病院実習を通して、私は「看護師になるのやめよう」と思った。(とりあえず国試受けて、資格だけ取ろう…って感じ)今ならそんなこと思わないけど、当時は「病気にかかってる人に、看護師は何ができるん?」って本気で思ってた。結局、治すのは手術とか薬やん...
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第20話 思い出に残っている病院実習 💭

看護師になると、毎日10人くらいの患者さんを受け持ち、入院から退院まで3人ほどを継続担当。毎日バタバタで、まるで時間との戦い。でも、実習は違う。1クール3週間で担当はたった1人。その分、じっくり関われる。だから、10年以上たった今でも印象に...
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第19話 病院実習編 🏥💉

専門学校3年間のうち、3年生はほとんど病院実習だった。1、2年生の頃は年に2回くらい、1週間程度。でも3年生になると、1クール3週間という長期戦。週に1回だけ帰校日があって、友達と再会できるのが唯一の癒しだった。実習は行く前からすでにハード...
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第18話 主婦学生の日々 🍱🚲

うちの夫は、とにかくマメで優しい。朝8時前に出る私のために、朝ごはんの準備から片付け、お弁当づくり、息子の送り出しまで全部やってくれていた。私はというと、起きて、ご飯を食べるだけ。――まるで昭和のお父さんスタイル。「少しは手伝って!」なんて...
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第17話 学内演習

週に1回の学内演習は、大嫌いだった。内容どうこうより、教員に見張られているという緊張感が何より苦手だった。数名の教員が担当していて、顔ぶれはその時々で変わる。授業が始まってようやく担当教員が判明するのだ。めちゃくちゃ怖い教員、死ぬほど怖い教...
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第16話 30歳、看護学校1年生🎒

30歳の4月、看護学校に入学した。大学を卒業して、また学校に通うことになるなんて全く想像してなかった。人生ってほんと、わからんもんだ。若い子ばっかりやったらどうしよう…と思ったけど、意外と私より年上の人も多くて、少し安心した。あとで知ったの...
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第15話 看護師を目指したきっかけ

息子は復学した。物が少なくガランとした部屋で、昼間はひとり。夫は「生活に慣れるまで働かなくていいよ」と言ってくれていた。そんなふうに少し気持ちに余裕を持てたのも、看護師資格のおかげだ。⛄️きっかけは、29歳の冬それは忘れもしない、29歳の1...