記憶の底から引っ張り出して書いてみる。
看護師国家試験――通称「国試」は、毎年2月に実施される。
3年制の専門学校では、実習と並行して勉強なんて器用なことはできず、実質、12月の実習が終わってからが本番。
学校でも模擬試験が実施されるが、そのたびに教員から「心構えが!」「合格点が!」と脅され、教室はピリピリムード。
そんな中、試験の途中で教室がザワついた。
……Iちゃんだ。
同じクラスのIちゃん(社会人、当時34歳)は、ちょっとふくよかで、授業中によくうとうとするタイプ。しかも、いびきが怪獣級。
模試は他クラス合同だったので、初めて聞いた学生たちはびっくり。
「試験よりそっちが気になるわ!」という空気。
結果的に、教員の脅しムードはすっかり吹っ飛び、会場が一気に平和になった。
ありがとうIちゃん。
国試勉強スタイルは人それぞれ
指定の問題集は「5周しろ!」と念押しされていた。
でも私は、まず問題集を開くのがめんどくさい。だから一切やらず、スマホアプリだけ。
電車の行き帰り(往復20分)で、一問一答をぽちぽち。
ゲーム感覚で進めるのが私にはちょうどよかった。
試験の構成はこんな感じ👇
- 必修問題(50点)
- 一般問題(130点)
- 状況設定問題(120点)
合計300点満点で、必修8割を切ると即アウト。
教員から「必修!必修!」と呪文のように言われ続けた。
私もそこだけは素直に従い、ほぼ必修問題専門で挑んだ。
国試前夜
国試会場は全国で12ヶ所しかなく、関西は大阪のみ。
全員、前日から会場近くのホテル泊。
夕食はみんなでご飯屋さんへ。
合格率90%なのに、全員「無理かも!」と弱気。
ホテルに戻っても勉強してる子たちを見て、
「うん、私は寝よ」と静かに離脱。
翌朝、ホテルの宴会場で朝食を食べ、お弁当を持って会場入り。
全国から集まった看護学生の数に少し圧倒された。
午前の試験はあっという間。
一問目で変な出題があり、ちょっと引きずったけど、外に出たら教員がいて「大丈夫やろ」と軽く言われ、気が楽になった。
午後も集中力ギリギリでやり切った。
国試後の焼肉会
試験後、仲良し社会人チーム5人で集合。
なぜか「鶴橋で焼肉!」という謎の流れ。
「とりあえずお疲れ様!」と乾杯したけど、食べながら自己採点が始まり、
「やばい!」「必修落とした!」と泣き出す子も。
つられて泣く子もいて、もはや焼肉会なのか反省会なのか。
でも、あの夜がいちばん“看護学生らしかった”気がする。
結果、全員合格。
今もそれぞれの現場で頑張ってる。
ちなみに国試の結果は3月の終わりにハガキで送られてくる。
免許証は確か4月か5月か…。だったかな。
卒業式 🎓
卒業式の記憶はかなりおぼろげ。
体育館で准看・助産課程の学生と合同で行われた。
この日ばかりは化粧OKで、現役生は朝から鏡と格闘。
とはいえ、大学の卒業式と異なり実習のナース服なので、顔を綺麗にしてもあんまり映えない、残念だ。
式のあとはホテルで懇親会。
お世話になった外部講師も招いてお食事会。
私は懇親会の担当だったので、当日バタバタ走り回っていて大変だった。
そして卒業式や懇親会が終わっても、会計と報告のために登校。
最後の最後まで看護学生を満喫?できた。
3年間を思い返せば、笑えることばかり。
いびきも国試も懇親会も――全部いい思い出だ。
でも、生まれ変わっても看護学生だけは絶対やり直さない。しんどすぎ!!笑
まるる
🐸 次回 私のFIREはここから始まった 🐸


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